土地探し②

前回に引き続いて土地探しについて、住宅営業時代にお客様に勧めるうえで気を付けていたことを

ご紹介させて頂きます。

 

 

前回のブログはこちら

 

 

さてさて、希望のエリアが決まり、自分達の概算資金計画書を作成すれば、後は実際にひとつひとつ物件を

探していく作業です。

 

 

まず、一番最初に見て頂きたいのは都市計画区域です。

都市計画区域は、大きく分けて市街化区域・市街化調整区域に分けることができます。

 

 

 

■市街化区域とは

既成市街地および、おおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域の2種類です。

利用目的に応じて建物が制限され、低層住宅、高層住宅、商業地域、工業地域など、その地域によって良好な

環境を保てるように市街地を形成するための区域です。

 

 

 

■市街化調整区域とは

市街化を抑制する区域をいいます。

主に田園地帯とすることが求められている区域なので、新しく建築物を建てたり増築したりすることは

原則としてできない区域です。建築行為などを行う場合、開発許可が求められます。

倉敷市では近年、市街化調整区域に土地を買って、家を建てることが非常に難しくなりました。

 

 

 

売りに出されている土地に、自分の想い通りに家が建てられない場合も十分考えられますので、建築会社や

不動産会社に十分確認する必要があります。

 

 

また、土地にも色々な形で売りに出されているケースがあり、更地の状態や、古家が建っていたり、造成中・

造成前の田んぼの状態だったりと多種多様です。

 

 

 

『自分たちが思い描く理想の土地』に出会うことは、残念ながら非常に”稀”です。

 

 

おそらくですが、土地だけを見て、100点満点をつけられる土地はめったに出会うことはないでしょう。

 

何が重要になるかというと、やはり自分たちが今後住む『家』なのです。

 

土地を探して100点満点でなくても、70~80点の点数を付けることが出来たなら、それはあなたにとって

『良い土地』なのです。

 

残りの足りない点数は、しっかりと家の打合せを重ねていけば、限りなく満足のいく点数になります。

 

ですので、大切なのは「ここなら住んでもいいな。住みたいな。」と思う土地が見つかれば、少し足を止めて

じっくり検討してみるのも良いかもしれません。(少し断定的な伝え方をしてしまいましたが・・・)

 

 

次回は、【敷地と道路の関係で生活スタイルが変わる】をご紹介させて頂きます。

 

 

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