部長の建築魂

家づくりの肝 Ⅲ 断熱のいい家=快適な家

日本には四季があり、1年の半分は「暑い・寒い」がある。

春と秋の時候のいいとき、窓を開けて心地よい風を取り入れて過ごす。

なんとも気持ちのいい時だ。そんな季節は冷暖房も必要ない。

しかし、昨今そんな時が年々短くなったような気がする。

 

夏は猛暑から酷暑になり、平均で35℃だったりする。

「今日は30℃で涼しいな~」というレベルまで暑くなっているように思う。

秋が短くなり、あっという間に冬になるような体感。温暖化のせいでしょうか。

 

人間は、家の中で快適に過ごしたいために暖房・冷房をして家の温度を調整しながら生活しているが、密閉性が悪く、断熱性能の低い家であれば熱はどんどん外部に漏れ、エネルギーだけを消費する。

断熱性能が良ければ、空調が良く効きエネルギーの消費も少ない。

 

戦後、新建材を使った家が多く建てられたが、『断熱の概念』はなかったように思う。

最近では省エネ化に向けて住宅の断熱は大変重要である。

また、家の中に危険が潜む「ヒートショック」(入浴時の浴室・脱衣場の温度差など)により人体に悪影響を及ぼす。

年間交通事故で亡くなる数の約2倍の方がヒートショックで命を落とすというデータもあるので、断熱は非常に大切な住宅環境です。

 

 

目指すのは「冬暖かくて夏涼しい家」 これです。

新築の場合 これからの家はZEH(ゼッチ)の家 ≪ゼロエネルギーハウス≫

太陽光発電などで自家発電を行い創ったエネルギー = 消費するエネルギー

政府も2030年までに新築住宅の平均での実現を目指すとしている。

 

屋根外張断熱の例(フェノバボード 厚40㎜)

通気垂木の設置

当社では屋根断熱通気工法を採用して効果を実感しております。

(頭に麦わら帽子をかぶったように涼しくなります)

 

壁外断熱の実施例 通気胴縁

 

 

リフォーム時に部屋別に断熱改修を行うとコスパが良い。

 

一番長く居る部屋 DKやLDK・寝室など

■壁の改修時に内側に断熱パネルを張る・・・ウッドワンの「あったかべ」等かなり性能がいい商品も出ている(メーカーも力を入れている)

■床にも断熱材を入れるか床暖房を入れる・・・床組みをやり替えるなら断熱材は入れやすいが、重ね張りだと床下に潜って行うことになるので作業性が悪く効果が落ちる

■開口部に内窓や断熱サッシに替える・・・内窓は簡単に取付けられるがサッシのやり替えは外壁も一部壊すことになる

 

 

 

以上、久しぶりの部長の建築魂でした。